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令和5年度における2回目の施設見学会を、「一般社団法人慈恵会」の協力を得て開催しました。
今回も、実際に稼働して成果をあげている施設の見学が出来る貴重な機会とあって、募集定員を大幅に超える申込があり、事務局で調整をお願いした結果、慈恵会様のご協力を得て22名の方にご参加いただきました。
９時５０分に「青森ねぶたセントラルキッチン」へ集合して受付を済ませ、右田理事の開会挨拶を皮切りに見学会がスタート。青森ねぶたセントラルキッチン施設長の今大樹氏による「青森ねぶたセントラルキッチンの概要と特徴」と題したオリエンテーションを行った後、２班に分かれてセントラルキッチンの厨房施設を見学いただきました。
参加者の皆さまは、セントラルキッチンの厨房内で案内係の今氏や佐野氏をはじめとするスタッフの方の丁寧な説明に耳を傾けながら、要所要所で写真を撮る等、とても興味深そうに見学していらっしゃいました。

開会挨拶

オリエンテーション

CK厨房内施設見学の様子

セントラルキッチンでの見学が終了すると、会場に戻りクックチルシステムによって調理された昼食を試食。参加者は、提供された料理をひとつ一つ味や食感を確かめながら口に運ぶと、見た目の鮮やかさや軟らかさに驚きながら絶妙な味付け具合に感嘆の声を上げていらっしゃいました。

CK厨房内施設見学の様子

昼食の賞味体験

提供された昼食

昼食の試食を終えた後は、一般社団法人慈恵会　給食事業総括部長の佐野恒彦氏による「グループ法人及び城ヶ倉観光事業概要とCK事業について」と題した講演を聴講。佐野氏は、グループ法人全体の取り組みを映像で紹介した後、セントラルキッチン事業についてのグループ内での位置づけや事業方針、具体的な取り組みについて、実体験をもとに分かり易く解説してくださいました。参加者の皆さまはメモや記録をとりながら熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
その後の質疑応答では、調理技術やサービス、食材費高騰への対応等に関する質問が多数だされました。最後に、参加者全員にお土産が配られ、好評のうちに見学会は終了となりました。

講演風景

講演風景

質疑応答

参加者の皆さまに協力いただいたアンケートにも、「驚くほどに清潔で衛生管理が行き届いていた」、「肉厚の鶏肉が柔らかくておいしかった」、「食事に対する想いと料理人としてのプロ意識が素晴らしく、画一的でないフレキシブルな対応が良い。作業効率とおいしさの追求のバランスが良いと感じた」などの賞賛のコメントを多数いただくことができ、とても有意義な見学・研修会となりました。
佐野様をはじめとする「青森ねぶたセントラルキッチン」の関係者の皆さまに、心から感謝申し上げます。