Report

令和5年度における1回目の施設見学会を、「社会医療法人駿甲会」の協力を得て開催しました。
今回は、久しぶりに現地へ訪問して施設見学が出来る機会とあって、参加申込が殺到したことから、急遽締め切り日前に受付を終了する盛況ぶりとなりました。
９時１５分にＪＲ東海道本線「焼津駅改札口」付近に集合し、北口ロータリーよりマイクロバスにて駿甲会吉田セントラルキッチンへ移動。１０時からマイクロバス車内にて社会医療法人駿甲会の駿甲会MEDICAL FOOD CENTER STCo.COOの柴原健人氏の挨拶で見学会をスタートしました。
続いて、駿甲会セントラルキッチン工場長の本持秀人氏から「駿甲会セントラルキッチンの概要」と題したオリエンテーションを行った後、２班に分かれてセントラルキッチンの厨房施設を見学いただきました。
参加者の皆さまは、セントラルキッチンの厨房内で案内係の本持氏や森本氏の丁寧な説明に耳を傾けながら、時折質問をしたり写真を撮ったり、とても興味深そうに見学していらっしゃいました。

オリエンテーション

セントラルキッチン見学の様子

CK厨房内施設見学の様子

セントラルキッチンでの見学が終了すると、マイクロバスでサテライト施設「コミュニティケア大井川」へ移動。サテライトキッチンの見学とともにニュークックチルシステムによって調理された昼食を召し上がっていただきました。

CK厨房内施設見学の様子

CK厨房内施設見学の様子

SK厨房内施設見学の様子

昼食とサテライト厨房の見学を終えた後は、柴原氏による「新調理システムで赤字脱却はできるのか？」と題した講演を聴講。柴原氏は、駿甲会及びセントラルキッチンの概要からセントラルキッチンのメリットとデメリット、さらには開設の経緯やCK導入前後の収支状況などをつまびらかに解説してくださいました。参加者の皆さまはスライドを写真に収めるなど記録をとりながら熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
最後に質疑応答を行いましたが、運営方法や調理、収支等に関する幅広い質問が多数だされ、予定時間を延長して対応いただきました。

厨房施設見学の様子

柴原氏の講演風景

柴原氏と施設職員による解説

参加者の皆さまにご協力いただいたアンケートにも、「全てそのまま公開して下さり大変良く分かった」、「CKだけでなく法人全体での協力体制が赤字脱却につながっていると良く分かった」、「ニュークックチルのメリット・デメリット等分かり易かった」などの喜びのコメントを多数いただくことができ、とても有意義な見学・研修会となりました。
柴原理事をはじめとする「社会医療法人駿甲会」の関係者の皆さまに、心から感謝申し上げます。