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令和5年度総会を開催。81名が出席し、新体制での船出と結束を誓いました。

令和5年3月24日(金)、東京都品川区西品川のホシザキ販売株式会社本社会議室で、令和5年度の総会を開催しました。
総会には、法人会員15社20名、個人会員9名、賛助会員24社52名、の計81名の会員に出席いただき、盛大に執り行われました。(委任状数:26通)

第1部の「総会」では、宮野鼻事務局長の司会のもと、代表理事の挨拶を皮切りに、理事・監事が交代で令和4年度の活動実績報告、監査報告、新任理事3名の就任と役員紹介、令和5年度の活動計画方針説明・予算計画案説明、ご来賓のご挨拶を行い、全ての議案が原案通りに承認されました。最後に、吉田副代表理事が閉会の挨拶を行い、第1部は滞りなく終了しました。

第2部の「特別報告会」では、まず右田理事から「給食システムAI・IoT研究」分科会の活動実績報告と今後の活動計画の発表を行い、次に「マネジメントトークルーム」分科会の活動実績報告と今年度の計画が発表されました。
続いて、楠見理事がサテライトおける「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書」作成と経緯のポイントを説明。こちらは厚生労働省のホームページよりダウンロードできる旨が改めて報告されました。

松本代表理事の挨拶でスタート

令和4年度活動実績報告

公益社団法人日本メディカル給食協会 新井専務理事

第3部の「記念講演会」は、帝塚山大学 名誉教授の河合洋見氏を講師にお迎えし、「どうする病院給食」をテーマにご講演いただきました。
河合名誉教授は、厳しい病院給食経営の現状と超高齢社会における給食サービスのあり方について言及され、視野が狭く固定観念にとらわれた2次元思考からさまざまな角度から見たり考えたりできる3次元思考、さらには長期的な展望に立って未来を見据えることのできる4次元思考への転換が必要であることを力強く説かれました。
早くから病院給食部門の黒字化に取り組まれ、食事䇳の統一による患者さん満足度の向上と効率的な食事サービスの両立に取り組んでこられた講師ならではの、具体的で説得力豊かなお話に、聴講される多くの会員がメモをとりながら熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

河合 洋見氏

記念講演会

記念講演会

第4部の「懇親会」は、小田監事の進行のもと、久保理事の乾杯の発声を合図にスタートしました。出席された会員の皆さまは、10箇所に配置されたテーブルに分かれて、ペットボトルのお茶を手に終始にこやかなムードで歓談を交わされました。
最後に川口顧問の中締めの挨拶をもって、令和5年度の総会は全てのプログラムを終了し、お開きとなりました。

小田監事

久保理事による乾杯

懇親会の様子

今年度は4年ぶりに第1部の総会から第4部の懇親会まで通して集合形式での開催を行い、多くの会員にご来場いただくことができ盛況のうちに運営を終了することができました。
今年度は、新たな理事3名も加わり、オンラインだけでなく集合形式でのセミナー開催も計画されるなど、当協会にとっての新たなスタートとなる年になりそうです。

会員の皆さまのますますのご支援・ご協力をお願い申し上げます。

日 時 令和5年3月24日(金) 午後1時30分~午後4時30分
会 場 ホシザキ販売株式会社 本社会議室
〒141-0033 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー21階
電話 03-6275-3210
地 図
第1部 「総会」
午後1時30分〜
(1)令和4年度の活動ならびに決算報告
(2)令和5年度の活動ならびに予算計画の審
第2部 「特別報告会」
午後2時00分〜
(1)「給食システムAI・IoT研究」分科会の活動実績
(2)「マネジメントトークルーム」分科会の活動実績
(3)サテライトキッチンにおける「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書」作成の経緯とポイント
第3部 「記念講演会」
午後2時30分〜
演題/「どうする病院給食」
講師/帝塚山大学名誉教授 河合 洋見氏
第4部 「 懇親会」
午後3時40分〜午後4時30分