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一般社団法人日本医療福祉セントラルキッチン協会

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「嚥下食メニューコンテスト2014」決勝審査会を実施しました。

この度、「嚥下食ドットコム」との共催により、第2回の地域の伝統食でつくる「嚥下食メニューコンテスト2014」を実施しました。
昨年に続いて2回目となる今回は、さまざまな趣向を凝らした全国各地のご当地メニューが嚥下食として展開され、昨年を上回る163件の応募が寄せられました。

早速、金谷審査委員長による8カテゴリー・30項目の評点で一次審査を実施し、決勝審査に進出する6作品と、それらと紙一重の内容の10作品を奨励賞として選出し、奨励賞受賞作品には表彰状を贈呈しました。尚、昨年学生の応募者の中で最も優れていた1作品に授与した審査員特別賞は該当なしとなりました。

決勝審査会は、2014年9月19日(金)「フードシステムソリューション2014」(東京ビッグサイト 東2・3ホール)嚥下食メニューコンテスト特設会場にて実施。厳正な書類審査によって選ばれた6作品の1チーム2名、6チームによる公開調理を行いました。決勝審査会に先立ち、嚥下食・介護食情報サイト「嚥下食ドットコム」の監修・指導及び当コンテストの審査委員長である金谷栄養研究所 所長の金谷節子氏が「応募作品にみる嚥下食の進化と未来」をテーマに基調講演を実施。

基調講演 金谷 節子氏
基調講演 金谷 節子氏

その後、当協会の事務局長で「嚥下食ドットコム」開設責任者の宮野鼻治彦氏による主催者代表挨拶に続いて、金谷氏から当コンテストの審査の経緯やポイントを紹介し、12時から調理審査をスタートしました。

宮野鼻 治彦氏 金谷 節子氏
宮野鼻 治彦氏 金谷 節子氏

調理審査は、左右対称に機器が設置された厨房ステージで、決勝審査にノミネートされた6チームを3グループに分け、2チームの調理バトル形式で実施。まず初めに、グループAに配属された「みそ貝焼」と「どて煮」の2チームが、特設ステージで調理を開始しました。途中、調理作業をモニターで中継しながら、金谷氏から各チームの作品と決勝審査進出のポイント解説、続いて各チームにメニューの特徴や調理のポイント、コンテストへの想い等のインタビューを行いました。

社会福祉法人青森社会福祉振興団 みちのく城ヶ沢フードセンター 田中秀尚氏・山本芽久美氏 「みそ貝焼」
社会福祉法人青森社会福祉振興団
みちのく城ヶ沢フードセンター
田中秀尚氏・山本芽久美氏
「みそ貝焼」
愛知県厚生連 尾西病院 宮田学氏・木根淵ともみ氏 「どて煮」
愛知県厚生連 尾西病院
宮田学氏・木根淵ともみ氏
「どて煮」

規程の30分が経過し、Aグループの調理審査が終了した後、株式会社フジマックによる協賛企業プレゼンタイムを挟んで、「天ぷらそば」と「函館うまいっしぉ(塩)ラーメン」2チームによるグループBの調理審査がスタート。高齢者に人気がありながら難易度の高い麺類の嚥下食調理はとても興味深く、白熱した調理はさながら麺対決の様相を呈し、あっという間に調理時間の30分が経過しました。

介護老人福祉施設サルビア高橋美佳氏・奥原初美氏 「天ぷらそば」
介護老人福祉施設サルビア
高橋美佳氏・奥原初美氏
「天ぷらそば」
医療法人社団函館脳神経外科病院・今井メディカル給食 手塚雅子氏・森強氏 「函館うまいっしぉ(塩)ラーメン」
医療法人社団函館脳神経外科病院・
今井メディカル給食 手塚雅子氏・森強氏
「函館うまいっしぉ(塩)ラーメン」

続いて、株式会社林原による協賛企業プレゼンタイムの後、「ドゥーブルフロマージュ風 チーズケーキ」と「ふぐちり」によるCグループの調理審査を開始。出来上がった料理は、それぞれ審査員のテーブルに運ばれ、賞味審査が行われました。また、ステージ前のテーブルにも完成品が展示されると、瞬く間に写真撮影のための人だかりができました。

介護付有料老人ホーム ルルドの泉小林利幸氏・森谷紀治氏 「ドゥーブルフロマージュ風 チーズケーキ」
介護付有料老人ホーム ルルドの泉
小林利幸氏・森谷紀治氏
「ドゥーブルフロマージュ風 チーズケーキ」
医療法人協愛会 阿知須共立病院久冨好美氏・河野妙子氏 「ふぐちり」
医療法人協愛会 阿知須共立病院
久冨好美氏・河野妙子氏
「ふぐちり」

6作品とも素晴らしい出来栄えで甲乙つけがたく審査は難航しましたが、3名の審査員が自身の専門分野である項目に対する評点を報告して慎重に協議・調整を行い、審査を終了しました。

審査時間を利用して、会場内では「嚥下食づくり~在宅介護を成功するコツ~」をテーマに、地域栄養ケアPEACH厚木代表の江頭文江氏を講師に迎え、記念セミナーを行いました。早くから栄養士として在宅介護に携わり、実践経験を積まれてきた講師のリアリティー溢れるお話に、聴講者は感銘を受けた様子で、メモをとりながら熱心に耳を傾けていました。

江頭 文江氏 記念セミナー会場風景
江頭 文江氏 記念セミナー会場風景

最後に、審査結果発表と表彰式が行われ、最優秀グランプリに輝いたみちのく城ヶ沢フードセンターをはじめ、各チームに表彰状と楯、賞金が手渡されました。続いて審査員講評を熊谷氏、柴本氏、金谷氏の順に行い、審査会はつつがなく終了しました。

審査結果発表 会場風景
審査結果発表 会場風景
表彰状授与 表彰楯授与
表彰状授与 表彰楯授与
賞金授与 熊谷喜八氏講評
賞金授与 熊谷喜八氏講評
柴本勇氏講評 金谷節子氏講評
柴本勇氏講評 金谷節子氏講評
最優秀グランプリ<br>社会福祉法人青森社会福祉振興団 みちのく城ヶ沢フードセンター 準グランプリ介護付有料老人ホーム ルルドの泉
最優秀グランプリ
社会福祉法人青森社会福祉振興団
みちのく城ヶ沢フードセンター
準グランプリ
介護付有料老人ホーム ルルドの泉
集合写真 作品展示風景
集合写真 作品展示風景

今回は、「フ―ドシステムソリューション2014」事務局の協力を得て、決勝審査会場を専用の公開会場とし、食品関連の協賛社展示コーナーをブース形式としたこと等が功を奏し、多くの来場者が足を止めてくださり、盛況のうちに決勝審査会を終了することができました。また、昨年を上回る応募作品数、レベルの高さに感激するとともに、昨年にも増して多数のメディアが取材に訪れるなど、嚥下食に対する関心とニーズの高まりを改めて強く実感する結果となりました。

最後になりましたが、当コンテストにご応募くださった多くの皆様、運営をサポートしてくださいましたスタッフの方々、協力・後援・協賛いただきました企業等、関係各位にあたたかいご理解とご協力をいただき、「地域の伝統食でつくる 嚥下食メニューコンテスト2014」の運営を無事に終了できましたことを心から感謝申し上げます。

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