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一般社団法人日本医療福祉セントラルキッチン協会

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「嚥下食実践セミナー」を平成26年2月8日(土)大阪市で開催しました。

「一般社団法人日本医療福祉セントラルキッチン協会」と「嚥下食ドットコム」との共催による4回目の「嚥下食実践セミナー」を大阪市のいきいきエイジングセンターで開催しました。当日は、雪の影響で欠席者が相次いだため、申し込みより人数が大幅に減ってしまいましたが、栄養士・管理栄養士を中心とする56名の方に参加いただきました。

セミナーは、定刻の13:30に一般社団法人日本医療福祉セントラルキッチン協会 常務理事の楠見五郎氏の挨拶を皮切りにスタート。第1部では、「適切な嚥下食提供のための必須条件」をテーマに、金谷栄養研究所 所長の金谷節子氏による講義が行われました。金谷氏は安全な嚥下食づくりの基本条件から抗酸化効果やおいしく調理・提供する為のノウハウを参加者にヒアリングしながら、実体験やデータに基づいて丁寧に解説。長年嚥下食研究に携わってこられたトップリーダーならではの中身が濃く深いお話に、受講者はスクリーンを食い入るように見つめながら熱心に聞き入っていらっしゃいました。

楠見 五郎氏による開会挨拶 セミナースタート 金谷節子氏の講演
楠見 五郎氏による開会挨拶 セミナースタート 金谷節子氏の講演

第2部では、金谷栄養研究所の小野准氏による嚥下食の調理実演が実施されました。会場内での調理実演に制約があることから、ミキシングした具材を4層に重ねて盛り付ける「筑前煮」L3の調理工程を事前に収録しておいた映像を見せながらポイント解説。その後、真空調理の基本原理などを交え、「べにふうきのお茶ゼリー」L0の調理方法を実演紹介しました。また、あらかじめ準備された試食料理をお配りし、受講者の皆さまに見た目や味、硬さなども確認いただきました。

小野准氏による調理実演 お茶ゼリー(L0) フジマックによる機器紹介
小野准氏による調理実演 お茶ゼリー(L0) フジマックによる機器紹介

2部の終了後、株式会社フジマック 大阪営業部 マネージャー 古川幹人氏が、ミキサーを始めとする機器の紹介を行いました。その後、10分の休憩をはさんで第3部の特別講演がスタート。歯科衛生士で広島大学歯学部非常勤講師の牛山京子氏による「食べられない高齢者への摂食支援」をテーマにした講演が行われました。牛山氏は、摂食・嚥下の仕組みから口腔ケアの実践とその効果までをご自身の豊富な経験と理論に基づいて具体的に解説。要点が分かり易く整理され、写真や映像をふんだんに盛り込んだスライド資料と、時折ユーモアを交えたテンポの良いお話によって、受講者の皆さまには摂食・嚥下障がい者への口腔ケアの重要性と画期的な効果をしっかりと認識いただけたものと思います。

第3部スタート 牛山京子氏による特別講演 事務局からの活動・計画紹介
第3部スタート 牛山京子氏による特別講演

最後に、セミナーの総括と「嚥下食ドットコム」及び「一般社団法人日本医療福祉セントラルキッチン協会」の活動内容を紹介し、セミナープログラムは全て終了しました。休憩時間やセミナー終了後には、講師に質問・相談する方も多数見られるなど、充実したセミナーとなりました。

受講者から寄せられたアンケートでは、「口から食べる大切さをより実感できた」「嚥下食に対する栄養士の役割について改めて考える良い機会となった」など、積極的な評価の声を多数いただくことができました。さらに嚥下食提供に欠かせない専門知識や技術をより掘り下げた実践的なセミナーや調理技術を多角的に学べる講習会の開催を希望するコメントも数多く見受けられました。
最後に、ご協力いただいた3名の講師をはじめとする関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。

■開催概要

嚥下食実践セミナー「嚥下食調理と摂食支援の最新技術」

日時:平成26年2月8日(土) 13:30~16:30
場所:大阪市立いきいきエイジングセンター 第1研修室
〒530-0046 大阪市北区菅原町10番25号 TEL 06-6311-3255

■進行概要

第1部:講  義 13:30〜14:30

「適切な嚥下食提供のための必須条件」

講師:金谷 節子氏(金谷栄養研究所 所長)

第2部:調理実演 14:30〜15:10

「嚥下食調理の基礎技術と展開方法」〜「嚥下食ドットコム」オリジナル提案レシピより〜

講師:小野 准氏(金谷栄養研究所)

第3部:特別講演 15:20〜16:20

「食べられない高齢者への摂食支援」

講師:牛山 京子氏(歯科衛生士 広島大学歯学部非常勤講師)

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